腐った日本体質に愕然としながらも考える事

まず、このページは自分の本心をなるべく書くようにしようと考えている。
その為いろいろ自分の情報を書くだろう。
1つ注意してもらいたい。
ここでの事は心の中に置いて欲しい。決してひやかしはやめてもらいたい。


高校時代の面々は話好きなので聞き耳立てていろいろ聞いていたが、
私が聞きたかった事はただ1点、『大学を出る事の意味』だ。
これを大きく表すのはズバリ『給料』についてだろう。


まずは聞かれた事。
「給料いくらくらい貰ってる?」
まぁ、この中で就職しているのは極僅かだから聞かれるのは覚悟していたが。
「残業量にもかなり上下があるけど、大体平均で16〜17かな。」
返ってきた言葉。
「それバイトで十分稼げるじゃない。もっと頑張らないとねー。(笑」
・・・・そうなのか?(笑)じゃないしっ!
バイトだけ頑張れば確かにそのくらい行くのかも知れないが・・・。


さて、テレビ局のカメラ技術に就職する人の話。
「初任給で21万出るよ。」
・・・はっ?
本当に・・・?うちの事務所ではそんなに出ないぞ・・・?


教員になる人の話。
「うちのとこは初任給で20出るねぇ。」
・・・・・・・。


そうなのか・・・?そうなのか??
もし本当なら自分の認識が甘い事になる。
この時点で少しパニック。もちろん口には出さない。
その場で必死にいろいろ考えていた。


その他。
「○○が医学部入ったねぇ。人生の勝ち組みだね!」
「年収1000万以上で勝ち組みだろうねぇ。」


年収1000万といったら月収80万のボーナスがあると考えると妥当だろうか・・・。
そんなの普通に考えてまずありえないような話だ。


何が基準とか分けが分からない状態。
いろいろ考えてもまとまらなかったから実家の父親と話そうと思い実家へ。
夕食が終わってオリンピックを少し見てから切り出した。
25〜30で年収500万でもかなり多い方だと言う。
これでも月収40万くらいだ。まだ現実的な数字だ。
結局大卒と高卒ではかなりの差がある、大学が誰も知らないようなバカ大学卒でもだ。
冗談じゃないような話だっ!しかし現実だ。
つまりおつむがいっくら悪かろうが定時ダッシュかけようが、高卒者よりはいい給料という事だ。
はっ!冗談じゃないっ!まっぴらな話だっ!
こんな状態が蔓延る中、企業に就職する大卒者達。
うちの月給なんて高々知れてる。すぐ追い抜かれるだろう。
何か間違っているっ!能力がない者があるものよりおいしい所を頂き、時間もお金も
沢山ある。そんなのおかしいっ!


「結局こんな事を言っても負け犬の遠吠えだ。」そう言われた。
全くその通りだ。くそっ!くそっ!10年後にはこんな体質終わると踏んでいたが
一向に変わりを見せない世の中。このままでは本当に負け犬だ。
問題はこんな過酷な状況におかれている事を確かに受け止め、次にどうすればいいか
考える事だ。そしてそれを実行する事。思っているだけでは8割程度の人と同じだろう。


さて、考えられる事は2つ。
今から『大学に入り直す事』。通信制でもいいと言えばいい。今よりは幾分ましだろう。
普通の大学よりは劣るが。400万くらいあれば大丈夫だろう。
もう1つは『公的に認められる資格の中で非常に有効なものを保持する事』。
来年春の『ソフトウェア開発技術者』は受ける予定だ。昔の1級となり非常に有効であろう。
あとは最近耳にする『.comMaster☆☆☆』か?現在で10人いるのか・・・?
あとは監査とかになるが・・・。明確にどこまで必要かがまだ分からない。
とりあえず今はソフトウェア開発技術者を目指す事か。
2つのうち自分で思う可能性が高いのは後者だろう。
今から大学は現実的ではない。


さて、ここまで話しておいて勝ち組みとは何を基準におくかだが、
世の中お金を持っている方が必ず強い。その通りだろう。
自分の前の考えは「お金よりも自分の好きな事ができればいい。」
「そしてそれに必要なお金があればいい。」と。
「もう少しお金に執着していいだろう。」と言われた。そうしようと思う。
最近少し考えている事がある。資金を集める事だ。
「会社を設立するのはどうなんだろうか?」と聞いた。
いろいろ聞いた。一握りの成功者、数多くの失敗者。多くの負債、借金。
怖い話だ。リスクも多そうだ。とりあえず知識として1冊の本を借りた。
親が私の歳の1年前に読んでいた本で会社の設立・運営一切というものだ。
数値が幾つか現在と違うが参考になる。これを根底に学習は可能だ。
学習してみようと思う。


SEは需要は多いのだ。
この会社では高が知れてるようだ。必要な知識を備えたら出る事にしよう。
日本では東京、海外ならアメリシリコンバレーに進出か?


ともかく3年で資格2つ。
当時の自分は考えがかなり甘かった事を実感した1日。
しかし遅いと言う事はないっ!
いつだって始められるし柔軟なアイデア次第で勝つ事だって。
同年代だけには負けないっ!
あー、非常に悔しいっ!自分のバカ者!